専門スキル以外に必要なヒューマンスキル

エンジニアとして働くには、プログラミング言語などの専門的なスキルは必須です。しかし専門スキルだけでなく、ヒューマンスキルもエンジニアとして働くために必要なものです。

まず何といっても重要なのが、コミュニケーションスキルです。エンジニアはクライアントがいて、ほかのチームメンバーと協力して仕事を進めていきます。多くの人が関わってくるので、コミュニケーションを取れることが必要不可欠です。コミュニケーション力があると言うと、おしゃべりの達者な人というイメージを持つ人も多いでしょう。確かにおしゃべり上手であることは、コミュニケーションスキルの一面ではあります。しかし、口下手でも真意をきちんと伝えられるかどうか、相手の話をきちんと聞けるかなども重要です。メールやチャットで意思疎通を図ることもあるため、文字やり取りをそつなくこなせるかもポイントになります。

誠実さも、エンジニアとして働くために必要なヒューマンスキルです。具体的には、クライアントやほかのメンバーに正直に現状を伝えることができる、決められた納期を守れるといったことです。もし間違いが起きた場合、それを隠すと露見したときに多大な迷惑がかかります。また、クライアントやほかのメンバーとの信頼関係にも深刻な影響が及びます。誠実に人と接することもエンジニアとして大いに求められます。

コーチングも重要です。メンバーの中に、まだ経験の乏しい後輩が入ってくることもあるでしょう。そんな人を育成するためのスキルも、エンジニアとして活躍するために必要です。ただ教えるのではなく、相手のやる気を引き出すような話し方が求められます。